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営業パーソンが本当に学ばなければいけない6つの要諦

何を学習すれば営業成績が伸びるのか? ※このブログに書かれている内容は基本的に、BtoC(個人宅への訪問での即決営業)をベースとした内容となっております。 まず始めに6つの要諦をここに記します。 準備 第一印象 アプローチ ターゲット 商品説明 クロージング 以上が、営業パーソンが学ばなければいけない6つの要諦となります。 どれも簡単な内容で、わざわざ学ぶ必要もないように感じられますね。 このブログではこれらの単純な内容を奥深くまで掘り下げて解説して、読んでくださっているかたの意識を変革して実行に移して、今までより更に営業成績を向上していただけるように、具体的にどのように行動して成果に結びつけるのかというところまで綴っております。 ですのでわりと長文になりますので、これらの項目に興味のないかたは、営業テクニックや裏技が列挙してるような書籍などを参照されたほうが良いかもしれません。 ではまずは、この6つの要諦とは何なのかというところからお話ししていこうと思います。 6つの要諦とは何なのか? 販売している商品やサービスによって売り方は様々ですが、どの商品やサービスを販売するにしても共通している普遍的で重要な部分を、今まではぼんやりと、なんとなくそうかなという程度に感じていた概念的なことを、明確に定義し文章にすることによって、 習得→実行していただけるように、分かりやすく具体的にまとめたもの です。 営業経験のあるかたであればこの6つの要諦のそれぞれの題名だけ見たら、当たり前のことだと思われるでしょうが、それぞれの内容をじっくりとお読み頂くことによって、当たり前のことの再確認にもなりますし新たな発見も得られるのではないかと思います。 なぜ6つの要諦を学ばなければいけないのか? こんなやり方をすると100%良い結果がでますよということのない営業職では、昨日うまくいったテクニックを今日またやったからといって、 昨日と同じように今日も良い結果になるとは限りません。 なぜ完璧といえる答えがないかと言えば、最終的に契約書にサインをするという判断をくだすのが自分ではなく、相手(お客様)だからです。 相手は機械ではないので「1+1の答えはなんですか?」と質問しても、必ず100%全員が「2です」と答えてくださるわ
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決定率を極大値にする

第六の要諦: 『クロージング』 営業プロセスの最後はクロージングです。 (※ここでのクロージングの定義は、「相手に契約書にサインをさせる」為に 行う作業の事を指しています) クロージングはそんなに難しくないです。なぜかというとこの時点では、もう申し込むかどうかは大体決まっているからです。 ですので、大事な事は取りこぼさないという事です。 (  前の要諦: 『商品説明』 ) クロージングの前提としまして、即決(後日返事などではなく、その場で契約書にサインをもらう)を心がけて下さい。 ただ、後日返事にしたほうが良い場合も稀にありますが、その判断は難しいですし、後日返事にしたほうが良い場合というのは殆ど無いので、やはり常に即決するという事を心がけるべきです。 それでは、 クロージングのやり方について ですがクロージングは前半と後半に分かれます。 前半… 既存客の感想。 後半… 契約書にサインをさせる。 前半… 既存客の感想 まずは既存客の感想ですが、ここまで順調に商談が進んで来ていれば後はどうやって相手の背中を押してあげるかだけです。 お客様の背中を押す為に既存客の感想が有効的です。前の要諦の『商品説明』でも、相手に購入後に使っている良いイメージをさせましたが、更に実際使っているお客様がどの様に言っているかを伝えて より購入後のイメージを鮮明なものに させます。 「購入後はこんな風に使っています」「こんな良い思いをしていますよ」というような事を、実際に既存のお客様が喋っていたフレーズを使って相手に伝えます。 その為にも実際に既存のお客様の声が必要なので、それを集めておかなければなりません。会社に既存客の感想を集めてもらうように要望をしても良いでしょうし、簡単に既存客の声を集めたければ上司や先輩などから教えてもらうのも良いでしょう。それでも既存客の声を集められないのであれば、ご自分で想像して概ねこうであろうというストーリーを考えるのもひとつです。ただ、ご自分で作ったストーリーは、信憑性がかなり薄いストーリーが出来上がる事が多いのでその点に注意して下さい。 ちなみに既存客の感想は、「良い事だけ」を集めて下さい。販売しようとしている商品やサービスを使って「悪かった事」は、クロージングで使う既存客の感想を集める時に関しては、耳

「売りたい」を「買いたい」へ

第五の要諦: 『商品説明』 前回までの要諦で、お客様の心を開き目の前のお客様は買うであろうターゲットという事が分かりました。ここまで良い流れで話しが進んできたので有れば、商品説明より先の話しをマスターする事で契約の取りこぼしが無いようにしていきましょう。 ( 前の要諦: 『ターゲット』 ) まず商品説明のお話しに入る前に前提の認識としまして、2つの事をお伝えしておきます。 話しを聞いて相手に合わせる。 自信が必要。 話しを聞いて相手に合わせる なぜ話しを聞かなければいけないのかと言いますと、第三の要諦でもお伝えしましたが人は自分に関係のない事にはほとんど興味が有りません。そこで相手の興味の無い話しを営業マンがしてしまうと、不快を与えてしまい一気に不成約の可能性が高まってしまいます。 よって、相手の興味が有りそうな方向へと商品の位置付けを合わせていかなければいけません。その為には 相手の興味がどこなのかなどを聞き出さなければいけない のです。 その上で商品の提案をします。 ご自分の勧めている商品が相手の興味の無いものであっても、出来る限り話しをこじ付けてでも相手に合っているように思わせて提案をしなければいけません。 でなければ、お客様は自分の興味の無いもの必要の無いものを購入しようとは思わないわけです。 自信が必要 自信が無い状態でものを売ろうとしても、相手に商品の良さが伝わりません。良さが伝わらなければ売れる可能性が殆どないのです。どんなに話しが上手くても、良い話しをしても、商品の事が詳しくても、相手に良さそうだと思ってもらえません。 逆に自信を持って話しができれば、多少話しが分かりづらかったり言葉が間違えたりしても、相手に「良さそうだな」と思ってもらえるのです。 1つ質問ですが、 ご自分の販売している商品やサービスに自信は有りますか? 成績があまり良くない営業マンに有りがちなのですが、自社の商品やサービスの「悪い部分」ばかりを意識してしまってるかたがいます。そう思ってしまうと、本当の「良い部分」の事までも自信無く相手に伝えてしまうわけです。それではやはり売れないんです。 世の中には100%完璧な商品やサービスというものはございません。誰かにとって100%でも他の人に

精神的な負担を減らしながら効率良く結果を出す

第四の要諦: 『ターゲット』 アプローチで心が開き始めたら、次は『ターゲット』の見極めです。このターゲットの見極めを飛ばして話しを先々へと進めてしまいますと、無駄な時間を余計に使ってしまいますし、精神的にも無駄な負担が増えてしまいます。 ( 前の要諦: 『アプローチ』 ) (この記事での『ターゲット』の定義ですが、申し込む可能性があるお客様をターゲットと称しております) 営業職で結果はそこそこ出ているのに辞めていくかたは、大体がこの『ターゲット』の見極めができていない為につらくなって辞めていってしまう場合が多いです。見極めができていないというよりも、そもそもターゲットという概念が無かったかたも多くいらっしゃいました。 営業経験が長いかたなら重々承知かと思いますが、営業で売り込みに行く先の相手には、申し込む人と申し込まない人がいますので、この事を心に留めておいてください。 ターゲットの見極めができていないと全ての人に全力で勝負をしてしまい、結果的に体力面でも精神面でも疲弊して次のお宅へ訪問する気力さえなくなってしまいます。 逆にターゲットの見極めができてしまえば、 必要以上に疲れる事なく効率的に良い結果を出していけます。 では、どうやってターゲットを判断していくかを説明します。 ターゲットの見極め方は2パターン 有ります。  ・相手の断り方で判断。  ・質問などをして相手の反応で判断。 相手の断り方で判断 まずは相手の断わりからどのようにターゲットを判別するかです。前項の『第一印象』や『アプローチ』でも断わりが来るとお話ししましたが、その断り方からもターゲットかどうかを判別する事ができます。 断ってくる理由は様々で建前(本心じゃない断わり)の断わりも有りますので、その理由自体で判別しづらいのですが、 断り方の強さ で判断する事ができるのです。 断って来ている時の口調や表情などです。 基本的には断られている段階でその先へ話しを進めて行く事自体がすでに難しいのですが、ただ、断りの中には「購入する可能性は有るが断ってしまってる」場合が時々有るので、そこを見極める事によって、取りこぼしなく契約してもらい尚かつ無駄な事をしなくてすみます。 つまり、相手の断りのから見極めなければいけない事は、「断ってはいるけど、購入す

相手の心が開くまでのプロセス

第三の要諦: 『アプローチ』 営業においてのアプローチというと人によって受け取り方の違いが有りますので、この記事でお話しする『アプローチ』をまずは定義します。 この記事でのアプローチとは、「第一印象が終わってから相手の心が開くまで」と定義します。 ( 前の要諦: 『第一印象』 ) 第一印象では「自分自身の差別化」をして初対面の相手に拒絶されないという事をしました。 アプローチではその相手に対して、今度は心を開かせなければいけません。 第一印象が終わった段階では 初めて会った営業マンに対して、まだ心は閉した状態です。 この時、相手の頭の中で「なんて言って断ろうか」などと考えているかたもいます。この状況で商品の説明をしたり、商談に入ろうとするのはNGです。 これをやってしまう事は、出会ったばかりでまだお互いの事をよく分かっていない異性に、プロポーズをしてしまう様なものです。時期尚早ですね。焦ってはいけません。 このアプローチの段階では相手の心の壁を取り除かなければいけません。冒頭でアプローチは「心を開くまで」と定義しましたが、逆に相手の心を開かせる事ができなければアプローチは失敗なわけです。 では、どうやって相手の心を開いていけば良いのかというお話しをしていきます。 その前に、アプローチ以外の項目にも共通する重要なことをお伝えしておきます。 人は自分に関係する事には興味が有るが、自分に関係のない事には全くと言っていいほど興味が無いのです。 自分や自分の身内が困っていたり何か問題が有れば何とかしようと思いますが、知らない地域の知らない人がどんなに苦しんでいても実際に何かをしてあげる事はなかなか有りません。 これは、何より自分を守らなければいけないという人間の本能で仕方のない事ですので、人間にはこの様な傾向が有るという事を心に留めておいてください。 それではアプローチを失敗しない為のお話しをしていきますが、アプローチの要諦をお伝えする前にテクニックのほうを先に説明していきます。 アプローチのテクニックは次の3つです。 自己開示 褒める 自社のデメリット それぞれ解説していきます。 自己開示 自己開示とはそのままで、自分の事を相手に開示します。。自

「お客様が断っている理由が全く分からない」それは第一印象の重要性を理解できていないのかも

第二の要諦: 『第一印象』 相手が断っている理由がまったく分からないという場合は、『第一印象』の重要性を理解できていない可能性が高いです。 第一印象というのは、相手(初めて会う人)と 出会った瞬間からの約5秒間 です。 約5秒という短い時間なのでそこが重要だとは気付きづらく、この第一印象が重要だと捉えている営業パーソンは少ないように感じます。 ( 前の要諦: 『準備』 ) もちろん第一印象の重要性を十分理解しているかたもいらっしゃるでしょうが、第一印象が初対面のお客様との最初の関門だということを改めて肝に銘じていただけたらと思います。 お客様とは、自己紹介やあいさつ、雑談、商談、クロージングなど、様々な会話をしていかなければなりません。 その様々な話しをする前に、この第一印象で好い印象を与えていないと、そのあとの会話がうわべだけの表面的な会話になってしまったり、本音を相手から引き出すことが非常に厳しくなります。 このうわべだけの会話というのが厄介で、これに気づかず(もしくは気付いてるけどどうしようもなく)話しが進んでいくと、 最終的に「断られている理由が分からない」という状況になります。 「断られている理由が分からない」というのは、理由無く「いりません」などと断られたり、断ってる理由が話しを詰めていくと変わってきたりする場合などの状況です。 もうこうなってしまっては、お客様になぜ断るのかを聞いたところで本当の理由を教えてもらえることはありません。 とくに「あなたの第一印象が悪いんです」と教えてくださるかたは皆無ではないでしょうか。 ですので、この『第一印象』というのは、お客様に出会ってからまず一番目の関門であり、重要視するべきだということを頭に入れておいてください。 第一印象を好印象で突破することによって、その先の商談をスムーズに進めていけるわけです。 では、 ・第一印象とは具体的になんなのか? ・どのように良くすればいいのか? ということについてお話ししていきます。 第一印象には3つの流れがあります。  1. 身だしなみ  2. かもし出す雰囲気  3. 第一声 この3つの流れのそれぞれの説明をします。 1.  身だしなみ 身だしなみというのは基本中の基本ですね。会社での研修などでも教

結果が出ない営業マンはなぜ時間がないのか? 行動し続けられないのか?

第一の要諦: 『準備』 準備をしっかりすることは、時間の効率化と行動し続けるために必要です。 準備を怠ると大切な時間を無駄にしてしまい、行動もできなくなるという悲惨な結末になってしまいます。 準備は次の3つの項目に分かれます。 「心の準備」 「スキルの準備」 「資料の準備」 それぞれの項目について説明していきましょう。 1.「心の準備」 まずはプラス思考にならなければいけない。 次に夢を描き目標を具体的に設定する。 そして今日どのような結果を出すのかを、今日が始まる前に決めなければいけない。できれば前日のうちに。 ・ プラス思考とは? プラス思考とは営業マンにとって必須の考え方 です。 マイナスな出来事をそのままマイナスとして受け止めてしまう事は、百害あって一利なしです。 たとえば、アフリカに靴を売りに行く営業マンの逸話は有名ですよね。 1人の営業マンは、アフリカの人たちが誰も靴を履いていないことを「ここでは靴は売れない」と言い、もう1人の営業マンは同じ光景を見て「ここでは靴がバカ売れする」と… 結果は、どちらの営業マンがたくさん靴を売るかは分かりますよね。 お客様からクレームを受けたことを失敗と考えるのか、至らなかったところを改善するチャンスと考えるのか。 商談が不成約で終わったことを失敗と捉えるのか、次への成長のための必要な出来事と捉えるのか。 その考え方や捉え方で、今後、成長できるかどうかが大きく変わっていきます。 プラス思考になるためには、日ごろから意識し続けなければいけません。 マイナス思考のかたはそれが癖になっていますから、すぐにプラス思考に切り替えようと思っても簡単にできることではないのですが、粘り強く意識して直そうと努力を続けていけば、必ず少しづつでも変化していきます。 ただ、時にはマイナス思考になってしっかり反省をしたほうが良い時もありますので、マイナス思考だから絶対にダメというわけでもありません。 ・ 夢を描き目標を具体的に設定する 夢を描いてください。 夢を持たないというのは、生きている理由がないと言っても過言ではないと思います。 自分は何のためにこの世に生まれてきたのかという人生の目的は、自分自身で決めなければいけません。 そし